リサイクルを知ろう

プラスチックリサイクル

プラスチックの原料は、おもに炭素と水素からなる高分子化合物で、石油や天然ガスなどからつくられます。日本では、原油を精製してできる「ナフサ(粗製ガソリン)」を原料にして作られます。まず、原油を蒸留して得られたナフサを加熱・分解し、エチレン、プロピレンなどの簡単な構造の物質(低分子化合物)に変えて取り出します。さらに、得られた分子と分子を化学的に結合させ(重合)、新しい性質をもった物質をつくり、これらがポリエチレンやポリプロピレンなどで、合成樹脂や重合体(ポリマー)と呼ばれます。できたばかりのポリエチレンなどは粉や塊で扱いにくいため、いったん溶かして、加工しやすくする添加剤などを加え米粒状(ペレット)に形を整えていきます。通常はこの段階からプラスチックと呼ばれます。そしてプラスチック製品を製造する成形工場に出荷されます。

 

国内のプラスチック生産量は、1997年の1,521万トンをピークに減少していますが、ここ数年は横ばいで推移しており2006年には1,445万トンという統計がでています。また、廃プラスチックの総排出量もここ数年は横ばい傾向をたどっており、2006年1,005万トンでした。一般廃プラスチックは508万t、産業廃プラスチックは498万tという結果でした。一般系では、容器包装向け樹脂使用量の減少に伴う排出量の減少が大きな範囲をしめており、産業系の増加は昨年の自動車リサイクル法の施行初年度に起因した廃車数の減少の影響が解消されたことによるものと思われます。マテリアル、ケミカルリサイクルに加え固形燃料化、廃棄物発電、熱利用焼却などのサーマルリサイクルの合計で721万トン:対2001年比186万トンの増加となっています。この一方、香港・中国向けを中心とした廃プラスチックの対の輸出は130万トンを超えマテリアルリサイクルの約60%が輸出されていることからも、リサイクルの国際循環と、国内リサイクルシステムの維持が大きな課題となってきています。

 

マテリアルリサイクル(再生利用)された廃プラスチックの量は、2006年は204万トンで前年に比べて19万トン増加しています。このうち一般系廃プラスチックからマテリアルリサイクルされたものは61万トン(一般系廃プラスチックの12.0%)となっているのですが、産業系廃プラスチックからマテリアルリサイクルされたものは142万トン(産業系廃プラスチックの28.5%)と約2.3倍という結果が出ています。産業系廃プラスチックは品質も一定で比較的安定しているために、マテリアルリサイクルに回される割合が大きいためです。また、マテリアルリサイクル向け原料の内訳は、使用済み品が114万トンと前年より21万トン増えています。これは容器包装、家電、自動車のリサイクルが、2006年も順調に推移したことによると思われます。この使用済み品114万トンの内訳をみてみると、PETボトル48.1万トン(+10万トン)、包装フィルム13.0万トン、トレイを含む発泡ポリスチレン 7.6万トン(-0.5万トン)、家電筺体等9.6万トン(+2.5万トン)となっていて、容器包装リサイクルや家電リサイクルなどの各種リサイクル法が進んでいることがわかります。その背景としては、それぞれの業界や関係団体のリサイクルシステムが順調に機能していることがわかります。

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2014/10/2 更新